今回は、安定的な配当成長が期待できる人気のETF、「Vanguard High Dividend Yield ETF(VYM)」を購入してみました。
VYMは、米国の平均を上回る配当を出す約400の銘柄に分散投資できるETFです。
個別株のように一社に集中するリスクを抑えつつ、配当収入を得られるのが大きな魅力です。
私が今回購入したのは、その投資信託版である「SBI・V・米国高配当株式インデックスファンド(年4回決算型): SBI VYM」です。まずは試しに1万円分から購入してみました。
1.VYMの分配利回り、増配率、そしてコスト
・分配利回りはまずまず、増配率が素晴らしい
直近の分配金利回りは約2.56%と、一見すると「すごく高い!」という水準ではないですね・・。しかし、真の魅力はその増配にあります。過去10年間の本家VYMの増配率は平均で年間6%にもなり、着実に配当額が増えています。
もし100,000円分のVYMに投資し、分配利回り2.56%からスタートして増配率が年6%で推移した場合
期間 | 分配金の目安 |
購入時 | 2,560円 |
5年後 | 約3,430円 |
10年後 | 約4,590円 |
20年後 | 約8,230円 |
30年後 | 約14,750円 |
このように、増配を続ける銘柄は、保有期間が長くなるほど配当金が雪だるま式に増えていきますね!
・管理費用も低コスト
投資信託を保有する上で気になるのが、信託報酬などの管理費用です。
SBI VYMは、その管理費用が0.2%程度と非常に低く抑えられています。
長期で保有するからこそ、このようなコストの低さは大きなメリットになります。
自分は増配が好きなので、「増配」「分散」「低コスト」という3つの要素を満たしているVYMを購入してみました。
こちらもVIGと同じく、長期でじっくりと育てていきたいと思います。
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